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手術
白内障手術
白内障は、水晶体がにごり、物がかすんだりぼやけて見えたりします。
症状
発生の原因により症状と進行の速度に違いがある最終的には視界が白濁します。物体にはピントが合って見える状態であっても、ある程度白濁が進むと水晶体の中で散乱する光によって視界が白くかすんで見にくくなります。
治療法は
ほとんどの白内障手術の2mm以下の創口は無縫合手術で行われます。最新の医療技術で白濁した水晶体の核を超音波で乳化破砕して吸引除去し、皮質の処理を行った上で、温存しておいた水晶体嚢(水晶体を包んでいる袋)に眼内レンズを挿入することが一般的です。
硝子体手術
症状
網膜剥離・網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症・黄斑円孔・黄斑硝子体牽引症候群・黄斑上膜などの病気で薬剤投与やレーザー治療より更に高度治療を要す場合に行われます。
治療法は
眼球の中、水晶体と網膜の間の空間であります硝子体という部分を切除する手術です。最近は硝子体側から網膜病変に対してアプローチするために行うこともあります。原因となる疾患や手術中の状態によっては術後1~2週間程度のうつむき姿勢を要することがあります。
眼瞼下垂
先天的理由、後天的理由(眼筋疾患・加齢・コンタクトレンズ装用等)により、上眼瞼(上まぶた)の機能に障害が生じ、瞼が開きづらくなる疾病の一つです。
症状
軽度の眼瞼下垂の場合、あまり自覚症状はありませんが、視野が狭まり、ものが二重に見える複視を伴うこともあります。
治療法は
基本的に瞼をあげる手術を行いますが、脳梗塞や重症筋無力症等の他の病気による場合には原因の治療と経過観察を行います。
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